腰だと思っていたのは腰じゃない!?慢性腰痛、意識から変えてみて

身体の「要」である「腰」の位置、知っていますか?

腰というのは読んで字のごとく身体の要になるところです。どんな動きをするにも必ず使う大切なところです。この要になる大切な腰ってどこか分かりますか?一般的に腰と言われるところは、腰の背骨(腰椎)くびれのところです。腰椎と名前が付いているくらいだから、ほとんどの人がそこが腰だと思っています。

これは西洋の解剖学が定義付けた名前です。腰痛を持っている人は必ず、腰椎を身体の要にして動かしています。腰椎を要にして身体を使うという事は、身体を曲げる時にお腹から曲げてしまいます。物をっとたり、立ち座り、お辞儀などの動きの時、背中が丸くなって動きます。年配の方がよっこいしょと座る身体の形ですね。ほとんどの方は、このような身体の使い方になっています。

意識してほしい「腰」の位置は、骨盤

しかし、本来の正しい身体の動きは、前に曲げるときは、背骨は反ってきます。「折り目正しい」という言葉があります。態度がきちんとしているさま、礼儀作法にかなっているさま、という意味です。この「折り目」とは骨盤のところのに有る股関節になります。本来の機能的に身体の要になるのは、股関節を含めた骨盤です。昔の日本人は腰というと骨盤のことを指していました。現代人はこの骨盤を動かすのが苦手です。

正しい腰(骨盤)の意識

身体の要(中心)である骨盤が固まると、身体の軸が崩れると、身体に不要な力みが入ってしまいます。その状態で動かなければならないので、身体に過剰な負担がかかってきます。股関節から折り曲げると、礼儀作法でするような、背骨が丸くならないキレイな形になります。

ちょっといいお店などでは、こういった正しいお辞儀の仕方を見かけます。高級なホテルやデパートなどでは、お客さんに接する時に失礼のないように正しいお辞儀の仕方をしっかりと教えられます。昔は正しい言葉遣いをしないと相手に失礼にあたるように、正しい身体使いで接しないと相手に失礼にあたることでした。

腰の使い方が上手くなれば、身体が変わる

ですが、今は皆が同じように背中がを丸くしてお辞儀をするので、ほとんどの方は違和感を覚えません。毎日の生活の中で腰はどんな動きをする時にも使います。どんな時でも使う使い方が間違っていたら、痛めて当たり前です。いくら治療院に通いその場が楽になっても間違った身体の折り方をしていたら必ずまた痛めてしまいます。逆に腰を正しい折り目で使えると、見た目も綺麗で人からも良い印象を持ってもらえます。もちろん腰を痛めることもありません。

日本の言い回しにみる「腰」の大切さ

腰を据える、本腰を入れる、腰を落ち着ける、腰が引ける、など腰が入った言葉がたくさんあります。それほど腰は身体の大切なところなのです。これらの腰は骨盤のことを指しています。言葉にもあるように、腰が正しく使えていないと精神面にも影響が出てきます。折り目正しい身体の使い方で、身体も心も元気に過ごして行きたいですね。