冷え性の根本的な改善<その3>深部体温をあげる

前の記事はこちらをご覧ください(その1その2)

冷え性と運動:現代人の多くは運動不足

身体を冷やさずに健康を保つには、身体を動かすと言うのは、とても大切なことです。人は身体を使うことによって、筋肉が伸縮し血液をはじめ身体の中の流れをつくります。筋肉を伸縮しないと流れが滞って、身体に熱が生まれずに、免疫が下がり様々な不調を出してきます。しかし、ほとんどの現代人は、運動不足です。意外に思われるかもしれませんが、身体を使う仕事をされている方でも多くの方は、運動不足です。普段から運動をしている方でも、身体は運動不足の状態になっている方が多くおられます。

使うべき筋肉、使いすぎるとよくない筋肉

正確にいうと、使わないといけない大切な筋肉が使えてなくて、使い過ぎると良くない筋肉を使っています。使わないといけない筋肉は、身体の中心部の深層筋、インナーマッスルと言われる筋肉です。使い過ぎると良くない筋肉は、身体の表層筋、アウターマッスルです。アウターマッスルの中でも中心部から遠い手足は、本来補助的な筋肉をなので使い過ぎると痛めてしまいます。重力のある地球で生活している限り、姿勢が崩れると筋肉は緊張します。とくに身体の中心の体幹部が固まってしまいます。

冷え性対策、大切なのは表面ではなく深部体温

身体の熱は大きく分けて深部の体温と、表面の体温があります。大切なのは、身体の中心の深部の体温です。冷えてツラい方や、冷えによって不調が出てくる方は、深部体温が冷えています。

深部の体温を上げようと思ったら、深部にある筋肉を使わないといけません。普段、身体を動かしてるよ、と言う方でも深部の筋肉を使えてないと、身体は固まり流れが滞って、冷えてしまいます。普段から十分身体を動かしてる、と言う方でも冷え性の人は多くいらっしゃいます。身体を動かすことも大切ですが、身体をどう動かすかが重要です。深部の筋肉を上手に動かせれば、すぐに中から身体が温まり、それが継続します。本当に上手に動かせると、寒い時に温かいお風呂に入ったときのようなぽかぽかと心地よい温かさが身体の中からでてきます。説明が難しいのですが、一度、皆さんにも体験していただきたい感覚です。

深部温度があがる動きを身に付け、冷え性知らずへ

正しく身体が使えて、普段から動かしていると、冷え性にはなりません。時間がなくて運動が出来ないと言う方もいらっしゃると思います。運動というのは、なにもスポーツだけではありません。スーパーまで歩く、掃除機をかける、洗濯物を干す、洗い物をする、など日常では身体動かさないと生活できません。それも身体を動かしてるので、立派な運動です。時間が無くてスポーツが出来ない、運動するのが嫌いという方でも絶対にやらないといけないことを、正しく身体を使いながらできれば大丈夫です。

昔の人に比べて、現代人は約1度体温が低くなっています。体温が1度下がると身体の免疫力は30%下がると言われます。冷えは万病の元。冷え性で悩まれる方に、正しい知識を持ってもらい、改善のきっかけにしていただければと思います。

当院では冷え性の症状で長年悩んでいらっしゃる方が多く通ってらっしゃっています。冷え性と整体院、あまりぴんとこない方も多いかと思いますが、お気軽にご相談ください。