「症状を取る」の壁:自分で症状を取れる・症状をださないの大切さ

整体師、医師、介護士、ケアする人も抱える症状

有難いことに「いつも元気ですね。」と来られる方に言っていただきます。整体師なんだから、当然と思われますよね。ところが、現実は整体師でも肩コリや腰痛といった症状で悩まれている方は多いのです。もちろん、来られる患者さんの前では、みなさん元気に振る舞います。

実は私も以前は、そういった症状を抱える整体師の一人でした。症状を持っている整体師は、整体師ではない方々よりも割合としては多いんじゃないでしょうか。驚きますよね。整体師に限らず、治療家や、医師、護師、介護士など人の体のケアをする仕事の方は、疲れている方が多いです。

人と向き合って、人を元気にしていくにはエネルギーがいります。無理な姿勢や体制で、患者さんを施術していくことも多くあります。一生懸命な方が多いので、頑張りすぎて疲れてしまいます。その場を楽にできる技術、理論はあるのですが、根本的に身体を改善して、「ずっと元気な身体」にしていくための技術、理論が広まっていません。だから、人をケアする仕事の方に限らず、世間では症状で悩まれる方が多いのです。

「症状を取ってもらう」の限界:日々のケアが大切

人にやってもらう治療だけでは、根本的な改善はありえません。症状の原因である、日常の悪い習慣を変えていくことが大切です。ただでさえ現代は、ストレスの多い社会です。人間も含め、生き物が生きるには、すごく不自然な環境になっています。だから日常の中で疲れは出てきて当たり前です。その疲れを、その日の睡眠でしっかりと取り、次の日に持ち越さなかったら身体はいつも元気な状態でいてくれます。

私もいつも全力で来られる方と向き合っています。当然、疲れは出てきます。それを毎日、患者さんにも教えている体操で身体を緩め、疲労を自分でとっています。疲労が出ることは、悪いことではありません。頑張って疲労がでて、それをちゃんと取ってあげることで身体と脳は成長していきます。しかし疲労が取れずに、日々、溜まっていくと身体と脳は弱っていきます。それが慢性的になると様々な症状につながってきます。その日の疲れを、その日の睡眠でしっかり取っていくには、日々のケアがとても大切になってきます。身体は大切にしてあげると、いつまでも元気な状態でいてくれます。いつも頑張って働いてくれている身体のために、毎日少しでも時間をとってケアしてあげてくださいね。