肩こりの根本改善

肩こりはあって当たり前の現代。厚生省の調査によると自覚症状としては、数ある症状の中で女性は1位、男性は2位です。

当院に来院されている方にも肩こりで悩んでいらっしゃる方が大変多く、有難いことに、変化を感じ喜びの声をいただいています。

<喜びの声>

※他にも多数の喜びの声をいただいています。こちらをご覧ください。

肩こりの症状で病院を受診して言われることが多い原因や、当院の考え方・施術の流れなどをご紹介いたします。


<目次>
1. 病院で診断される肩こりの原因
2. 肩こりが怖いといわれる理由
3. 肩こりと心のつながり
4.  一乗寺整体院由での施術
 ・肩こりの本当の原因
 ・肩こり改善の4つの整体術
 ・生活習慣の改善指導

 


1.病院で診断される肩こりの原因

「肩こり」は病名ではなく、首、肩、背中周りの凝りや張り、痛みなどの自覚症状がある場合の症候名です。

では、肩こりを症状として生じさせる病気は何でしょうか?病院の検査で特定される原因をいくつかみていきましょう。中には肩に直接の原因があるものから、内臓、頭部、精神的なものまで多様です。

  • 椎間板ヘルニア
    背骨の間に入っている椎間板の中が飛び出すことで、痛みや手の痺れ、筋力低下が起こる
  • 胸郭出口症候群
    首と肩の血管や神経が圧迫されることで痛みや手先の痺れにつながる
  • 四十肩、五十肩
    肩関節周りの炎症が生じる。進行すると石灰化することも
  • 内臓の病気、高血圧
    心臓や肺など肩周りに近い臓器の病気や、慢性的に血圧が高いことから、肩回りの緊張が生じることがある
  • 目の疲労
    近視や乱視、乱視など視力が合わない、白内障や緑内障など目の疾患で見づらくなる
  • 精神的なストレス
    ストレスが高まると、イライラしやすい、落ち込みやすいなど、ネガティブな感情が多くなる
  • 顎関節症
    顎の関節の歪みや噛み合わせの悪さで口が正常に開閉できなくなる
  • スポーツ障害
    スポーツで筋肉や靭帯、骨を痛めてしまうことで引き起こされる様々な障害

このように病院の検査で原因を特定されるものもありますが、大半の肩こりは検査では異常がなく原因不明と言われています。

 

2.肩こりが怖いと言われる理由

よくメディアやネットでも言われるように、肩こりにはさまざまな病気が隠れています

寒いと肩がキュッとあがる、身を守るとき肩をグッとこわばらすように、肩は身体の中でも敏感で緊張を感じやすいところです。緊張しているということは、体の代謝が悪くなり、栄養が運びにくい老廃物が流れにくい状態になっているわけです。その結果としてコリや張り感、痛みなどが出てきます。

ただ、肩は肩周辺の部位のみで動くわけではなく、身体は全身がつながって動いています。肩が緊張していて他の部位だけ緩んでいることはありません。もし慢性的な肩こりを持っているとしたら、慢性的に体の代謝が悪くなっているということです。

例えば、

  • 肩周りの筋肉が動かないと、肋骨が固まり呼吸が浅くなります。
  • 呼吸が浅くなると、脳や身体におくられる酸素が少なくなり疲労を起こしやすくなります。
  • 肩の緊張で腕が中にねじれると、姿勢が歪み、内臓の働きが悪くなります。
  • 内臓の働きが悪くなると、身体の免疫力が落ちます。
  • 姿勢が歪むと、関節にかかる負担が大きくなります。

内臓の病気や、精神的な疾患、関節の痛みなどさまざまな症状の引き金になります。私のところに来られるさまざまな症状の方、例えば腰痛、リウマチ、膝の変形、アレルギー、頭痛などの慢性症状を訴える方は例外なく肩がガチガチです。

凝りや痛みなどの自覚症状は、不調を知らせる身体からのメッセージです。ずっと異常のサインを出している身体をそのままにしていたら、さまざまな病気につながるのは当然といえるかもしれません。

慢性症状で来られる方の中には、肩こりを感じない方もいますが、それは凝りがないのではなく、凝りすぎると感覚が鈍くなり自覚出来なくなっているからです。慢性的に肩こりがツラい方はもちろんですが、姿勢が悪くて、触るとガチガチなのに肩こりを感じない人も気をつけてほしいと思います。

 

3.肩こりと心と

「肩の荷が降りる」「肩肘を張る」「肩身がせまい」「肩が軽くなる」「肩に掛かる」「肩を落とす」「肩を怒らせる」など、日本語には「肩」が入る言葉がたくさんあります。

肩の他にも、身体の部位を含む言い回しも多く、例えば「五臓六腑に染み渡る」「骨が折れる」「腹が立つ」「胸が踊る」など、「からだ言葉」が日本には他の国の言語よりも多くあります。

それには、日本人が歴史的に体と心のつながりを強く感じ、そのつながりを上手に使ってきたことが表れています。その結果、世界的にみても非常に高い身体能力を身につけ、厳しい環境の中を元気に逞しく生活してきました。

上にあげたような「肩」が入る言葉の意味は、現代では心の問題としてと捉える人がほとんどだと思います。それほど肩周りの体の部位は、心とのつながりが深いということです。

現代では、体の感覚が弱くなっているので日常の中で、体と心のつながりを感じることが少ないように思います。ですが、ガチガチの肩をユルめて、本来の動きに戻してあげると、

「あぁ〜気分がスッキリした〜!」
「気持ちが楽になった〜!」

と必ず心の変化を言われます。

慢性的に緊張していると心と体のつながりが感じにくくなります。体をゆるめて解放してあげると、体の緊張がいかに心のストレスになっているかを実感することができます。

すぐにイライラする…
常に心にゆとりがない…
精神的に打たれ弱い…

など、ネガティブな時間が多くなっているという方は、まずは体にゆとりを持たせてみてはどうでしょうか

肩肘張って肩に荷が乗ったままで、心だけ軽やかにというのは、なかなか難しい話です。便利な世の中なので、肩こりでツラくても、気持ちが重たくても生活はできます。ですが、より豊かな人生には心と体の豊かさが必要だと私は実感しています。

 

4.肩こりの本当の原因

肩こりの直接的な原因は筋肉の緊張です。

ヘルニアや関節障害、内臓の問題が伴っていようと原因は同じです。

そして、肩の筋肉が緊張して固まることで、肩こりに潜む、次のような症状につながっていきます

神経や血管の通りを圧迫する…
椎間板を圧迫して飛び出す…
疲労物質が流れずに炎症をおこす…
姿勢が崩れて内臓の働きが悪くなる…

では、なぜ筋肉が緊張して固まってしまうのでしょうか

もともとの体質?年齢的なもの?仕事や環境のせい?慢性的な肩こりに悩んでいる方から、よく聞く言葉です。

「もともと筋肉が固くて凝りやすい体質なんです。」
「年齢的なものだからしょうがないんです。」
「この仕事をしている限りは治らないと思います。」

本当にそうでしょうか?

長いこと肩こりを持っていると、症状があることに慣れてしまいます。肩こりは、あって当たりまえ。自分の体はこんなものと諦めている方が多いのではないでしょうか。そうすると、その場そのときが楽になればいいと一時的な対処療法で満足してしまいます。

でも、どんな環境でも、いくつになっても、どんな仕事をしていても、肩こり知らずで元気な人はたくさんおられます。その違いは何なんでしょうか。

どんな環境で生活するにしても「身体」を使わないと生きていけません。デスクワークにしても、運転にしても、現場作業にしても、子育てにしても、家事にしても、趣味のことをするにしても、身体を使わないと何もできません。その身体の姿勢や使い方を間違うと、どんな環境で生活していても身体は悪くなります。

「悪い姿勢や間違った使い方を続けていると身体は悪くなる」言葉にすると当たりまえに感じますね。

デスクワークをするから凝るのではなく、間違った姿勢でするから凝るのです。
年齢のせいではなく、間違った使い方を積み重ねることが原因です。

間違った姿勢や、使い方で身体が緊張すると免疫が落ちて体質も変わってきます。肩こりの本当の原因は、それぞれの日常生活での姿勢や体の使い方にあると思ってください。

ただし、人それぞれ生活習慣も違えば、体型も違い、姿勢も身体の使い方も違います。ですので、どんな使い方で身体に負担がかかっているのか、どんな姿勢のクセが原因になっているのかは、人それぞれ違います

環境や年齢、体質のせいにしてしまうのは簡単ですが、それでは一生肩こりと付き合っていくしかありません。いろんな環境に対応できる元気な身体にすることができれば、どんな仕事でも、年齢を重ねても健康で過ごすことができます。

 

5.一乗寺整体院由での施術

肩こりの根本的な原因を探す

当院では、まず筋肉だけの問題なのか?骨や靭帯、軟骨の変形はあるか?神経や血管の圧迫はあるか?を身体を見て、触れて、話を聞かせていただき、今までの治療経緯や病院での検査結果も参考にしながら判断していきます。

基本的には、症状のあるところと原因になっているところは違います。肩こりだからと肩周りのだけを治療しても根本的な改善にはなりません。何が原因でその方の症状が出ているのかを見極めていきます。

例を見ていきましょう。

 

【50代の女性の主婦の方】

症状:30年以上の肩こり

これまでの治療:肩周りを中心にシッカリほぐしてくれる治療院に複数通院

身体の状態:身体を見させてもらい動きの検査をしたところ、骨盤の歪みと動きの固さが特に目立っていました。

肩まわりは全く触れず、骨盤を整え動きを出すだけで肩のこり感は7割減まで改善しました。この方の肩こりの1番大きい原因は骨盤だったわけです。

 

【40代の接客業の女性】

症状:立ちながらの接客する仕事中が特にツラい

身体の状態:立ち姿勢と歩く動作を見ると、足首の固さと重心のズレがありました。

正しい重心に戻し、足首のゆるみをつけるだけで肩こりは半減しました。この方の肩こりの原因は下半身から来ていました。

 

このように、10人いれば10通りの原因があります。

肩こりを改善するマニュアルはないと思ってください。

 

肩こり改善の4つの整体施術

1.筋肉を緩める

筋肉は何層にも重なってついています。慢性的な肩こりの方は、表面から内部の筋肉までガチガチです。筋肉を傷めないように体の反射、脳の反射を使いながら優しく奥までゆるめていきます。(揉んだり押したりの強い刺激は、長期的にみると硬い筋肉になるのでおススメしません。)柔軟性のある筋肉にもどると代謝が良くなり、老廃物を流して栄養がシッカリ運べる疲れにくい身体になります。

2. 骨格を正しい位置に戻す

本来、骨格は身体を支えるためにあります。家でいうと柱の役割をします。骨格が歪むということは、家の柱が傾いてるということです。そうなると骨格の代わりに、筋肉で頑張って体を支えなくてはいけなくなります。ただ立つ座るという当たりまえの姿勢で体が緊張を起こします。関節をつなぐ靭帯を優しくゆるめて本来の柔軟性をつけていくことで骨格を元の位置に戻していきます。

3. 内臓の働きを良くする。

内臓も内臓を動かす筋肉で働きます。内臓の筋肉は、骨格の筋肉と常につながって働きます。肩こりで骨格の筋肉が固まるとつながっている内臓の筋肉も緊張し働きが悪くなります。内臓疲労が生じると、表の筋肉を固める悪循環になります。手で触れてどの臓器の働きが悪くなっているか感じながら緊張をとりながら癒着をはがしていきます。内臓が活発に働くと免疫力が上がり体質が変わります。

4. 脳の疲労を改善する

精神的なストレスも肩こりの原因としてよくいわれます。心とのつながりが強い肩周りはストレスの影響を受けやすいところです。脳に疲労がたまると自分の意思とは関係なくネガティブな感情が優先されます。ネガティブな感情がまた体を固まらせる悪循環をつくります。脳への血流を促して酸素をしっかり送れるようにし脳疲労を改善します。

 

生活習慣の改善指導

一般的に知られているケアの仕方は、その時は楽になるけど根本的な改善としては逆効果になるようなものが多くあります。あなたの身体に合わせた正しいケアの仕方や、自分でできる筋肉をユルめる方法、身体の歪みをなくす体操をお伝えします。

疲れにくく凝りにくい身体、また無理をしても自分で疲れを取れる方法を身につけていければ、あなたの健康にとって一生の糧になります。来られている皆さんにも、とても喜ばれます。

私の整体施術で、毎回しっかり楽にしてあげることはできます。しかし、この先症状に悩まされない身体、生涯をとおして健康な身体は、あなたと一緒につくっていくしかありません。もし、あなたが根本的に良くしたいと望まれているなら、私が全力でサポートしていきます。一緒にがんばっていきましょう!

辛い肩こりでお悩みの方は、一度ご相談ください。

 

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