「病は気から」ならぬ「病は言葉」から?身体と心の驚きのつながり

言葉の力

当院では、「生涯、心も体も健康で元気に過ごせること」を大きな目標にしています。そのためにいくつか大切にしている事があり、その一つが「言葉」です。

日本人は言葉をとても大切にしてきました。「言霊」といって言葉には魂が宿っていて、大きな力があると考えられています。誰もが経験してると思いますが、言葉一つで、簡単に人を傷つけてしまったり、自分自身も傷つくことがあります。逆に、言葉によって人や自分を元気にすることもでき、それほど人とって、言葉は大きな力があります。

例えば、小さい頃から、蔑まれるような言葉をたくさん言われて育つと、自信のない忍耐力を得ることが難しくなります。ですが、たくさん褒めて認める言葉をかけてもらえると、自信がつき、軸のある人になりやすくなります。

 

言葉で肩こりになる?

人が言った言葉も、自分が出した言葉も、言葉は繰り返して使うと簡単にマインドをコントロールできてしまいます。実は、その言葉の使い方で心だけでなく、肩こりや、腰痛、頭痛といった症状から、体の不調や病気にもつながってきます。

特に慢性的に何かしらの症状を抱えている人は、体が不調になる「言葉のクセ」があります。「はぁ〜疲れた」「あ〜しんど」「痛い、痛い」気づかないうちに口癖になってしまうことがあります。慢性的な肩こりの方なら、「あ〜肩がこる」「肩が痛い」「昔から肩こりがキツくてね。」と肩凝りをつくる言葉グセがあることが多くあります。

脳は出した言葉に対して理論的に働こうとします。例えば、「痛い」と言葉にだすと体のどこが痛いのか、痛いところを脳が探してしまいます。痛みがなければ、痛みをつくるように働いてしまいます。「暑い暑い言うから余計に暑くなるねん。」って、よく言いますよね。隣で人がずっと「暑いわ〜、暑っついわ〜!」て言われたら暑苦しくなりますね。隣でずっと「あ〜疲れた。あ〜しんど!」って、言われた続けたら、疲れてきますよね。逆に、感情になくても「楽しいなぁ〜」と言葉にだすと、何が楽しいのか?楽しいところに目を向けて、楽しさを作ろうと脳が働いてくれます。環境任せで、周りの環境にばかりに左右されてるとすごく疲れてしまいます。

もし、自分の意志で言葉を使い、自分を(脳を)コントロールできると、言葉が大きな力になってくれます。昔の日本人は体の感覚が高く、言葉の力を体で「実感」できたからこそ、言葉を大切にしてきたんだと思います。口に出してスッキリする事もあるし、感情をムリに抑えようとする必要はないんですが、自分や周りの人が疲れてしまう、口グセにならないように気をつけたいですね。

言葉を味方に、元気な身体をめざす

僕は人に「元気ですか?」と聞かれたら、いつもどんな時でも「おかげさまで、絶好調です!」と答えるようにしてます。なぜなら、いつも絶好調でいたいからです。「ここが痛い。あそこがツラい。」と言って人に心配をかけても、不調は無くなってくれません。自分が元気になる、周りの人が元気になる言葉グセを、僕も心がけていきたいですね。