「しんどい」「痛たたたたっ」その口癖が痛みを作る?

言葉が現実になる

言葉が大切というのは昔から言われていることです。最近でも、言葉の大切さを書いた本が沢山でています。脳科学が進んだ現代では、言葉が心や身体に与える影響が科学的にも実証されています。昔の人は「言霊」と言って言葉を大切にしていました。科学で実証されてなくても、言葉によって身体や心に影響を与えることを感じ取ることが出来たんでしょうね。脳は、理論的に働くので、出した言葉の状況を作ろうとします。例えば、「しんどい」と言葉に出せば、身体を「しんどい」状態にもっていこうとします。「楽しい」と言葉に出すと「楽しい」ことを見つけようと脳が働きます。感情がこもってようが、こもってなかろうが、関係ありません。よく「あつい、あつい言うから余計にあつく感じるんや」とか聞きますよね。言葉に出すことで、出した言葉の状況をつくり余計にあつく感じさせます。

症状を持つ方は口癖に注意

長い間、症状を持っている人や、いつも疲れている人は、「痛い」「しんどい」「疲れた」などの自分がしんどくなるような口グセを持っている方が多くいます。言葉を出すということは、運動になります。運動を繰り返していると、自分でも無意識のうちにクセになって出していたりします。例えば、いつも、立ち上がるときに膝が痛い人がいました。整体をして身体を変えてから立ってもらう時、「痛たたたっ。」と声に出しながら立ちました。身体を変えて、正しい立ち方をしてもらったので、痛みなく立てると思ったので私が「まだ痛みますか?」と聞きました。そうすると「痛くないですよ。」と言われます。私が「いま、痛たたたっ て言いながら立ってましたね。」と言うと「クセで言ってしまったんですね」とちょっと苦笑い。

言霊を上手に使って身体も心も、周りも元気に

実はこういうことは、結構よくあるんです。身体を良くしても、そういう口グセを続けていると、身体が言葉に引っ張られて、また痛みをつくってしまいます。人間は高等動物なので、感情にないことでも、自分の意思で言葉に出せるようになっています。皆さんも、社会で生活していたら、感情にないことでも口に出しているはずです。感情の赴くままに、言葉に出して行動していたら動物と同じになってしまいます。社会の中で生きていたら、人と衝突してストレスだらけです。

しかも、言葉の影響を受けるのは、自分だけではありません。隣にずっと「しんどい、しんどい」と言う人がいたら自分も疲れてきます。逆にいつも「楽しい」という人がそばにいると楽しい気持ちになってきます。言葉は、自分以外の周りの人にも大きな影響を与えます。普段の出す言葉はとても大切です。自分の口グセは自分では、なかなか気づかないものです。もし自分が、しんどくなる様な口グセに気づいたら、少しでも減らしていければ、今までと違う結果になるはずです。元気になりたかったら、元気になる口グセをつけていってみて下さい。自分だけでなく、周りも明るくなりますよ。