92歳のマラソンランナーから学ぶ心身の健康

 

92歳でフルマラソンを毎年完走!?

ある患者さんから「92歳でフルマラソンを走るおじいちゃんの動画を見た!」と言う話を聞かせてもらいました。

92歳でフルマラソン⁉️
面白い!と興味がわいてさっそく動画で検索すると、ナニコレ珍百景と言うテレビの番組でやっていたようです。

60歳から始めたフルマラソンを92歳の現在まで現役で毎年、完走しているとおっしゃっていました。素晴らしいですね。

以前は薬剤師のお仕事をされており、奥さんが他界されてからの13年間は一人暮らしをされているとのこと。今現在、身体のどこにも不調はなく、お医者さんからは60代の筋肉量があると太鼓判。

確かに見た目もとてもお若く、92歳には到底見えず、姿勢も良く、走りもとても軽やかでした。

 

フルマラソンを走る健康の秘訣

では、健康の秘訣は?ということで、どんな食事をしているのか見たところ…なんとも素朴な食事でした(笑

調理がめんどうだという理由で、お肉も食べないし簡単にそのまま食べられるものがほとんど。ある日の昼食はポッキーとビールのみでした。

ご本人は栄養はあまり気にしていないとのこと。

栄養学、医学的に見て、その年齢でフルマラソンを走ることができ、60代の筋肉量を維持するには相当な量のタンパク質を意識して摂取する必要あるというのが常識。

それほどの量のタンパク質を摂っていないと思われますが、92歳でフルマラソンを完走できて60代の筋肉量があるというのが事実。

番組内で、おじいちゃんを診ていたお医者さんも、不思議…感心です…といった感じ。

この矛盾を皆さんはどう感じますか?

体を部分的に見るのでなく、全てつながった一つと捉え、そこに心が入っている「人」としてみると私は当たり前のことだと思います。

おじいちゃんご自身が番組内でおっしゃていたのは、「ただやりたい事、好きなことをしているだけ」とのこと。

健康になることが目的ではなく、自分がやりたいこと、好きなことをしている結果として健康があるということ。

 

一人一人違う好きなこと、心身に必要なことで健康に

一般的に言われる健康的な食事に気をつけ、健康のために頑張って運動し、健康のために努力しているのにも関わらず、若くても身体を悪くしている方を私はたくさん見てきました。

多くの方は、健康に縛られているように私は感じてしまいます。

健康になるための知識を入れて頭で考えて正解を出そうとします。

世の中には、健康のためにアレが良いから足して、コレが悪いから制限して…そんな情報が溢れかえっています。

そんな正解はありません。あれば、こんなに世の中にこんなに心や体を悪くする人が多いのはおかしいと思いませんか?

なにも、このおじいちゃんが特別な人というわけではありません。私たちと同じ人です。

では、そのおじいちゃんと同じ生活習慣をすれば、いくつになっても健康で元気でいられるのか?というと、もちろんそんな訳はありません。

人それぞれ個性があって、本当に求めてること、好きなこと、やりたいことは当然違います。

自分が本当に楽しめることが見つかり、心身が充実した結果として健康に生きられる。

この方のような素晴らしい大先輩が背中で示してくださっているのを、ただスゴイなぁ、彼は特別だから、と他人事で終わるのはもったいない。

私も学ばせていただきました!