新型コロナウイルスとどう向き合うのか

 

コロナが原因で

新型コロナウイルスが原因で
新型コロナウイルス感染症が世界で広まり、もう1年半近くが経とうとしています。
未だに収まる気配がありません。

コロナにより多くの方がお亡くなりになりました。
大切な方を亡くされた方もたくさんいらっしゃいます。
心よりご冥福をお祈りいたします。

また、今も長期入院や隔離生活により苦しい思いをされている方、それにともない医療関係の方々への負担も相当なものとなっています。

感染していない方、医療関係者ではない多くの方もまた、コロナ渦で窮屈な生活を強いられています。
苦しいのにマスク着用を強いられ、楽しみを制限され、大切な人とも会えず…

今回に限らず、これまでもインフルエンザをはじめ、鳥インフルエンザ、SARSなど、人類は多くのウイルスの脅威にさらされてきました。毎年のように流行しているインフルエンザに関しては、1年でおよそ1000万人もが感染しています。(ただし、コロナ渦では様々な要因により減少しています。)

こうしたウイルス感染症が流行する度にマスクや消毒、外出の制限などウイルスから避ける、排除するという対策が推奨され、行われてきました。

 

ウイルスは悪なのか?

現在、ウイルスは人にとって悪いものとして避ける、排除するとことが当たり前の考え方になっています。

それはウイルスに限らず、アレルギーの原因になるような花粉やホコリ、菌や食品などについても同様で、体にとって負担になる環境や刺激になるものを見つけ出し、避け、排除し、そうして清潔で便利な生活環境が整ってきました。

では、その結果として健康で元気な人が増えたでしょうか?

残念ながら、数値が示す結果は逆です。医療費の財源問題でも指摘されるように、全年代で医療費が上がり続けています。

体だけでなく心の病で悩む方も年々増え続けています。

アレルギーで悩む人、自然に妊娠できない方も年々増えています。

コロナを避けて窮屈な生活を強いられて、若年層の自殺者も増えています。

私の院にもコロナ後から心や体の症状の悪化で来られる方が増えています。

 

体に負担になるものや環境を避け、排除し、人を無菌室で育てるようなことをすると、人は弱くなってきます。

私には目先の問題から避けて、さらに大きな問題を作っているのではないかと感じられてしまいます。

 

ウイルスと向き合う

私たち人間も自然の中で生かされている生き物の一種です。
どんなに文明が進もうとも太陽と自然の恵みがないと生きていけない、他の多くの生物と同じです。

しかし、人工的に作られた社会の中で生きていると、そうした実感が薄れていくのは仕方がないことなのかもしれません。

どうしても人間目線になり、人にとって都合の良くないものを排除しようとします。

かつてこの豊かな自然に囲まれた日本では、自然に生かされている意識を強くもち、太陽や自然に生かされていることへの感謝の気持ちを教育の基本とし、環境と「共存」していくという考えをもっていました。

環境に対応できる能力をすべての生き物が本来持っています。

コロナのせい、体質のせい、年齢のせい、仕事のせい、何かのせいにして便利な環境に頼ってしまうのは簡単です。

しかし、筋肉は使わないと衰えていくように環境に依存すると身体の機能は弱くなります。

一方、コロナに負けない免疫をつくる、色んなストレスに負けない身体をつくると言うのは自分自身の努力も必要ですし、時間をかけることも必要です。

しかし、私を含め、当院に来られている方はコロナ渦だからこそ負けない体を作ろうと自分と向き合い、結果として
「以前より体温が上がった」
「前より疲れなくなった」
「風邪をひかなくなった」
「体質が変わってアレルギーが無くなった」
など、より強く元気な体を得てきました。

そうして、目の前のことに真摯に向き合っていくことで人は年齢とともに心と体の成長をさせていくものだと私は実感しています。