井上靖雄さん、男性、 50代、症状:脊髄側弯症、頸椎後湾症、ヘルニア、など 「 これが東洋医学の真髄?」
脊髄に側弯があり整体に興味を以前から持っていた57歳の男性です。通院する1年ほど前から日に日に右腕が強く痛みむようになり、このままでは仕事に支障が出そうなのでふしみ整体院(現:一乗寺整体院由)を受診することにしました。整体といえばボキボキのイメージでしたが、自分の身体の使い方で治療していく整体方法でした。治療を進めるたびに新しい体操(身体の使い方)が増えていきましたが、毎日かかさず適当(いやにならない程度)に体操を続けています。
通院しはじめてから4か月半、最初の2か月は痛みが右腕から背中首筋や左腕の激痛と、弱いところをいろいろと移動しましたが、今では痛みもなくなり骨盤もほぼ水平、左肩下がりも目立たなくなったように自分なりに思っています。整形外科に受診したときに頸椎後弯症で骨が変形しヘルニアがありもっと痛みがひどくなれば手術するしかないと言われていた現状を先生に相談しながら治療を進めています。
治療の中で身体の力を抜くように、筋肉で動くのではなく骨で動くなど指導を受けていますが、これがなかなかむつかしくうまくいきません。気長に実践しようと思っています。20代、30代の若者に勝つことはできませんが、負けないように頑張っても大丈夫のようです。これが東洋医学の真髄なのでしょうか?
院長コメント
井上さん、回復おめでとうございます。
これまで通われていた治療と全く違う療法に不安や戸惑いもあった
症状と病院での診断
はじめ来られた時は、首の痛みと右腕に痛みとシビレが
これまで受けられた治療
首と腕のマッサージや電気治療、牽引などをやら
当院での施術
- 根本改善までの合計回数:13回
- 来院の間隔:最初の4回までは週に2回。5〜9回までは週に1
回。10〜13回までは2週間に1回。根本改善してからは、メンテナンスのため月1回来院。 - 検査
1.原因を見つける
まずは、一番大切な症状の根本的な原因を見つけ出していくことから始めました。「何をした時に痛いのか?」「どういう動か し方をした時か?」「動いているとき?ジッとしているとき?」時 間をかけて詳しくお聞きしながら日常生活の中に ある原因を探していきました。2.身体の状態の確認
次に日常の座り姿勢と、立ち姿勢で体全体のバランスを確認しました。すると、背骨の土台となる骨盤に強い歪みがみられました。 体の動きをみていくと、歪んだ骨盤のせいで上半身の バランスが悪くなり、強い緊張をつくっていることが分かりました。その骨盤の歪みが原因で背骨が後弯し、結果として頚椎ヘルニア からの痛みやシビれを出しているという判断しました。 - 経過
1.初回~2週目
痛みが強かった最初は、週に2回のペースで来ていただき、骨盤の矯正と固まっている筋肉を緩めていく施術をしました。同時に日常に戻っても骨盤が歪まないよう、自分で出来 る骨盤体操と脱力体操をお伝えしました。施術をすると痛みが8〜9割ほど無くなるのですが、症状が戻りやすいことが 課題でした。原因として、歪みが大きく、長年の慢性症状であり、お仕事で身体をしっかり使ってらっしゃることなどがあります。このような場合、ある程度期間をかけてみていくことが必要なことがあります。2.~1か月
痛みが半分程になり、週2回だったのを週1回のペースに変え、身体全体のバランスを整える施術に切り替えました。体の変化に合わせて自分で出来るケアや体操も少しずつ変えてながらやっ ていただきました。体のバランスが変わっていくにつれ、痛む部位が変 わっていきながら徐々に症状が緩和していきました。 3.2ヵ月以降
この頃には、仕事をしても歪みが戻りにくくなり、痛みも全く無い状態に。仕事で無理をし、多少疲れが出た際にも自分で体操をし てケア出来るようになられました。定期的に体をみてもらえると安心なのと、もっと快適に 体を使えるようにしたいと言うご希望で月に1回ほどのペースで来 院されています。 治療だけに頼らなくても、日頃の身体のケアを自分で出来るようになり、姿勢や身体の使い方を変えたため、症状が出る以前よりも体力がつき、疲れにくく、身体が若くなったと喜んでいただけました。
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