〒606-8184 京都府京都市左京区一乗寺払殿町12-20 Air1階奥
叡山電鉄「一乗寺駅」より徒歩2分 駐車場:有
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私たち「人」は、心(意思)をもった生き物です。
心と体がつながって人として成り立ちます。
心(意志・感情)が動くことで、脳が働き、脳からの信号で体をコントロールします。
「病は気から」と言う言葉があります。
東洋医学では「痛みは体からのサイン」としてとらえます。
目で見えない心を、目で見える体にサインとして出してきます。
お医者さんも「病気の原因は全てストレスから」と言われる方も多くいます。
怒り、悲しみ、悔しさ、寂しさなどネガティブな感情を受けることで、胃が痛くなる、肩が詰まる、頭が痛くなる、体が緊張して重くなるなど、体に症状として現れるという経験は、誰もが一度はしていると思います。
ネガティブな感情を抱えたり、思い込みに縛られて義務感や責任感で「こうせねばならぬ。」「こうするべきだ」という思考(苦痛系の神経回路)で行動することで、脳の視床下部から下垂体、脊髄を通して体のさまざまな部位に伝わり、コルチゾールやアドレナリンが分泌されます。この物質が、血圧の上昇、心拍数の上昇、交感神経優位にし、免疫の低下をおこして病気を生み出します。
しかし、現代の病院や治療院は、心と体を分けて考えます。
だから、私院でも長くそうであったように、心と体を分けて施術、アプローチを行います。
そうなると、その場は楽になるけども、根本的な原因に辿り着かず、堂々巡りを繰り返します。
例えば、私は小学生のころから約30年間アトピー性皮膚炎をもっていました。
体に出ている症状だから、体に対しての治療として病院、整体院、鍼灸院、マッサージ、食事、運動、漢方、サプリ、石鹸、肌のケア、あらゆる事を試してきました。
何かをするとその時は楽になることはありましたが、根本的な改善には全く繋がりませんでした。
私のアトピーの根本的な原因の背景には、人間関係の問題がありました。
子供の頃からの両親との確執から、人と闘うという人生がはじまりました。
さまざまな思い込みに縛られ、劣等感をかかえ、自分は価値がないと思い込んできました。
だから「相手にこう見られないように」、「こう見られたらどうしよう…」また「こう見て欲しい」「こう見られるように」と人の目(評価)と闘い怯えながら生きてきました。
皮膚は、自分の内側と外側(外部の人)との境界線です。
その闘い(精神的なストレス)が体の免疫異常を起こし、正常な細胞を傷つけて、結果的にアトピー性皮膚炎を起こしていました。
自分と向き合い、それに気づいて手放していくことで、結果的にアトピーが完全になくなりました。
治療や食事を含めて、他には何一つやってないのに…です。
当院に来られる方も、さまざまな症状を抱えて来られます。
過去の私と同じように、その一人ひとりに、それぞれの症状がでる背景が必ずあります。
・子ども、パートナー、親といった家族との関係
・職場や地域、友人関係、異性などの人間関係
・お金に対する問題
・自分の内面、生き方に対する問題etc…
そう言った精神的なストレスが、体に症状(メッセージ)として現れています。
今まで生きてきた過去の経験が、それぞれ違うということは、その症状が出る背景も一人ひとり違います。
一方で、心と体が繋がっているということは、体に出てくる症状も心に影響を与えます。
頭痛がヒドい、胃が痛い、肩が凝り固まって痛い、そんな状態で、気持ちだけ余裕があって豊でいられる、ということは難しいです。
体に慢性的な症状を抱え続けることで、心の緊張を作りだすという悪循環になります。
この治療法で…
これを飲むだけで…
これを塗るだけで…
心も体も健康になります!
残念ながら、そんな魔法はありません。
私もそんな、魔法を何十年も求めて続けてきた結果、ずっと症状を抱え続けてきました。
もし症状を無くす、健康になる方程式があるのなら、世の中から病気で苦しむ人はなくなっているはずです。
でも、現実はアトピーも含めて、心も体も症状で悩む人は多くなっています。
だからこそ、「症状」ではなく、心と体がつながった「人」として向き合っていくことが大切です。
自分のこれまでの経験、来てくれる多くの方と向き合ってきた経験から、自分と向き合い心と体を整えていくことが、唯一の根本的に病気を手放す方法だと、実感しています。
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