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あなたは1日何時間くらい座って過ごしていますか?
シドニー大学が行った「世界20か国における平日の総座位時間」の調査では、日本人は平均7時間と、サウジアラビアと並んで、世界で最も長く座っている国民であることが分かっており、長時間座ることによる健康へのリスクも指摘されています。
座っている時間を減らすことも大切ですが、同時に起きている時間の半分ほども過ごしいるこの座っている時の姿勢がとても大切です。
座った時の姿勢を支える大事なイス。ここでは、身体へのやさしさという点からイスの選び方、またお一人お一人の体型に合ったイスの高さについてお伝えします。
特に、長時間座っていることにより腰痛や肩こり、足のむくみを感じている方は、すぐにできる方法としてイスを見直してみませんか?
こんな方におすすめの内容です
「地に足をつける」という言葉があるように、イスに座った時にも、お尻(骨盤)だけでなく、足の裏全体で体重を支えることができると良い姿勢をキープしやすくなります。
お店で気になるイスがあれば、まずは座ってみてください。
その時、腰から膝にかけて少し斜めに下がるくらい、もしくは平行になるくらいの高さがあなたに合った高さです。
お店に行くと、いろんな形の座面が売られています。
すぽっとお尻がはまるタイプのもの、低反発で卵を落としても割れないもの、ふかふかのものなど、いろんなタイプがあり迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
今例に挙げたタイプはどれも座った時には楽に感じられると思います。それは、いわばサポーターのような役割をしてくれるためです。ただ、そればかりに頼っていると、正しい姿勢を保つための筋肉はどんどん弱ってきてしまいます。長い目で見ると、より弱い身体になってしまいます。
骨盤の自由な動きを妨げないという意味からも、長時間座るイスはシンプルに平らで硬い形状の座面がおすすめです。
同じ理由から、ソファや車のシート、座る目的で買われるクッションを選ぶ際にもなるべく沈み込まないタイプがおすすめです。
イスの選び方をお伝えしましたが、仕事先や外出先など、決まったイスがあり他のものを使えないという場面も当然あります。
対処法として、足の下に高さを調整するために置く商品が「フットレスト」や「足置き台」などとして販売されており、使われるのも1つの方法です。
イスの選び方をお伝えしましたが、机の高さも大切です。
理想的な高さは、こちらもイスと同じく、直角(90度)がポイント。
肩、手首、腕の力を抜いてだらんとした状態で肘を直角に曲げて、手の位置に机が来る高さの机があなたに合った高さです。
楽に良い姿勢を保ったままデスクワークがしやすくなります。
ご参考までに、パソコンのキーボードの位置は、机の手前に置き、ちょうど上のような姿勢にした時に手元にくる場所に置くと良いでしょう。
ここまでイスの選び方を主にお伝えしましたが、実は一番姿勢を作り、保ちすいのが正座なんです。
正座した時の太ももの角度を見ると、骨盤よりも膝が少し下がっていると思いますが、この形が一番「腰が立ちやすい(理想の骨盤の位置)」状態です。
逆にあぐらや体育座りをすると、膝が上がり、「骨盤が寝た状態(腰に負担となる骨盤の状態)」になって姿勢が崩れ、いろんな症状の原因になってしまいます。
イス生活が多い現代ですが、疲れた時には正座も取り入れてみるのも良いかもしれません。
動画で分かりやすく紹介します。
ここまで、イスの選び方を主にお伝えしましたが、自分ではやっぱり選び方がよく分からないから高さ診断や選び方を直接教えてもらいたいという方、または気に入っているイスがあるけど身体に合っているだろうかと不安な方は、是非当院にご相談ください。
あなたに合ったイスの高さを実際に当院の高さが変えられるイスに座っていただき知っていただけます。
また、どんな良いイスでも座り方を間違えば身体への負担は大きいままです。身体にやさしい座り方を知りたいという方も是非ご相談ください。